立ち止まると…

今日は、つきやまで遊ぼう組〜!と、ザリガニ組と分かれて、元気に出発したけれど、途中、4人ずつふた手に分かれ、私はゆっくりペースさんたちとお散歩。
「ここはね、ダンゴムシ兄弟たちのお家なんだよ!」と、年中Ꮇちゃん。
「そうなの?!」と、止まるものの、探そうとしない子どもたち。気になるではないか…と、私。
リュックをおろして、葉っぱをめくると、わんさかいる!!
よく知ってるなぁ〜と、感心。
たーくさん虫かごに入れて、揺らすと丸まって面白い!
それを、道ゆくおじさんに見せる年長Ꭱちゃん。嬉しいんだなぁ〜。

そして、私が「葛の蔓の先は、天ぷらで美味しいんだよね〜」とか、つぶやいちゃったら、年少Aくん「欲しい!」と、採取が始まる。
先を摘んだあと、少し経つと白い汁が出てくるのが不思議。「なんか、ベタベタするね!なんだろ?」と、考えを巡らせる。
さらに、「蔓、取りに行こー!」と、壁に巻き付く蔓を「よいしょ!よいしょ!」と、取りまくる。
何に使うかは分からないけど、なんか楽しいのです。
ひたすら、取り続ける(笑)

「そろそろ、ご飯食べに行く?」と、動き出す。
蔓を引きずりながら歩いていくと、「お姫様のドレスみたい!」と、メルヘンの世界へ。

年中Ꮶちゃん「あ、今トカゲいた!」「どこ?」「しっぽがこのなかに入ったよ」「しー、静かにしてたら出てくるかも」「………。」「お家に帰っちゃったかな?」

歩き出す。
みんなと合流すると、ヤマモモを採っている友達たち!
「食べたーい!」
「この蔓何?」
年長Ꭲくん、Aちゃん「お家にしようよ!」「じゃ、ここに作るってことね!」柱に上手に縛っていく。
うますぎる!

子どもたちの毎日は、こんな感じ。やりたいことがどんどん溢れてくる。

友達がいるから、楽しい。
大人はそっと、見守るだけ。
それにしても、自然のものを見つけること、使うこと、上手になったなぁ〜。
エミ

森のようちえん  こそあどの森

2017年4月森のようちえん「こそあどの森」開園しました。 子どもが自然の中で五感を研ぎ澄ませ自然と共に生き、主体的に動けるようになってほしい。 少人数で関わりが濃く、相手の気持ちを考えられる子になってほしい。 自分を大好きになってほしい。 人としての根っこを育てたい。 そんな思いで活動しています。 代表 塚本絵美 副代表 塚本岳 kosoadonomori2017@yahoo.co.jp

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